石井千歳

ブログ: 子供に英語を〜英語絵本の読み聞かせ
TEXASツアー体験レポート: http://www.ishii87.jp/weblog/090/



2008年8月末に、アメリカテキサスにて「ナチュラル馬術セミナー」を受けてきました。さて、なぜ私はこのセミナーを受けようと思ったのか?と言いますと、「テキサスツアーに組み込まれていたから」というのが、正直な答えです。つまり、もともと馬には興味はありませんでしたし、何度か「馬の調教と子育てはリンクしている」と話を聞いていましたが、いま一つピンときていなかったからです。ですから、セミナーに対して特別期待していたわけではなかったのです。

しかし今では、すばらしいセミナーに参加することができ、とても良かったと思っています。なぜなら、ナチュラル馬術セミナーが「単なる理論」ではなく、「理論+実践」だったから。さらに、理論+実践により、「自分自身が今までどういう子育てをしてきたのか」が浮き彫りになった、と同時に「こうすればいいのだ」ということを、素直に受け入れることができたからです。今まで、8割がた「たぶん、自分ってこんな感じで子育てをしているな」と、薄々感じていたことがありましたが、セミナーでそれがはっきりと、「そうだったんだ、やっぱり」というところまで行き、さらに「だからどうしようか?」と自分自身に目を向け、考えることができるようになりました。それはこのセミナーを受けたからです。

ナチュラル馬術セミナーでは、私自身の子育てにおける、「良いところ」と「悪いところ」を自身自分で気づくことができました。子育てにおいて、私はこの部分はうまくいっているんだなとか 、私はこの部分についてうまくできていないばかりか、悪影響を及ぼしていたかもしれないんだ・・・などなどの気付きがありました。また、最近どうすればいいのだろう?と疑問に思い始めていた、「自分の子供以外の子どもたちとの接し方」について、「こうしていけばいいのだ」という答えが見つかりました。幼稚園の園庭で、降園後一緒に遊ぶ子供たちを見守っていると、トラブルはあるわ、遊んで〜とひっぱられることはあるわ、さまざまなドラマが日々起きています。その中で、自分の子以外の子供と、どう接すればいいのか戸惑いがありました。特に注意するときに。突然その場で「他人の子を叱らなければならない」と感じたときどうするか?また、普段からどう子供たちと接していればいろんなことがう まくいくのか?その答えが、ナチュラル馬術セミナーを受けて明確になったのです。

子育てにおいて、自分と子どもではどうか?と直接的に考えるだけでなく、自分と馬との関係を客観的に見つめることによって、自分の子育てを振り返ると、心が素直になれる気がします。たとえば、自分の子育ての欠点について、なんとなく気づいていたり、人に指摘されたりしたときは、素直に聞き入れられないでいるのに、馬に気づかされた時は「ああ、そうか。そういうことなのか」と、素直に受け入れられた自分がいました。幼稚園の園庭で、子どもたちが馬に見える私(笑)。セミナー後、眼で“気”を送る毎日ですが、すぐに変化が現れました。「子どもたちが私に寄ってきます」。我が子が通う幼稚園で「子どもたちに好かれるママ」になれたような気がしてうれしい私です。

佐藤 玲奈

ブログ: 一人目子育て&絵本で英語&親子留学 in USA
TEXASツアー体験レポート: http://kosodate-tanoshii.seesaa.net/category/5642292-1.html



セミナーを受講してまず驚いたことは、馬は想像していたよりもずっと賢い動物であったということ!馬は直感が鋭くてとても賢いので、私と馬の関係はまるで私と娘の親子関係のようでした。ちゃんと言葉に気合が入っていないと指示をしても、しらんぷりです。まるで人間のようですよね(笑)

初日は、私が思い描いていた理想のお母さんのイメージと、自分がかけ離れていることにはっきりと気づきました。これは少し辛かったです。でも、それだけで終わるのではなく、講師の方の指導の元、個人的なクセや傾向を、どのように修正すれば馬と良い関係を築くことができるのか、というところまで教えていただけるので毎日のレッスンはとても楽しかったです。

私にとって一番大きな収穫だったのは、このセミナーでの学びによって、子供との接し方や関係に、一本筋が通った理解を持つことができるようになっ たことです。「子供を導いていくために親子関係を学びたい」という期待を裏切らず、私はこのセミナーを受けて、子供と自信を持って向かい合うことができる ようになり、子育てについて不安になることが格段に減りました。 帰国後して早4ヶ月程経ちますが、一度体験したことは、簡単に忘れないようで、日々の生活で活かしています。それにテキサスまで行っていろいろな体験をしたことが私にとっても娘にとっても大きな自信と糧になりました。

馬と無縁の普通のお母さんでも、ナチュラル馬術セミナーから親子関係について目からウロコの学びがあることと思います。子供の反抗期に手を焼いているお母さんには特にお勧めです。
講師のベッキーさん、マミー、とっても楽しく、実りのある体験をありがとうございました!

滝川めぐみ

ブログ: 子連れで行こう☆アメリカ留学 inテキサス
TEXASツアー体験レポート: http://children153.blog36.fc2.com/blog-category-7.html



馬セラピーというのは、日本でも最近ポツポツと各地に広まり、障害児や不登校児などの心のケアーとしてすでに注目されている。けれど、このナチュラル馬術はそういったものではなく、それは実際にやってみるまで全く検討がつかなかった。それもそのはず、なんとこれは世界で初めてのチャレンジングな試みだそうな! しかも、その第1回目に参加させてもらえるなんて、私はなんて幸運!!ということで私は、(何か自分の使命に繋がっているあるのかもしれない)と、ぼんやりと思いながら現地に向かった。

セッションが始まってしばらくすると、私はベッキーとマミーが、どんなことをしようとしているのかなんとなく理解できた。というのも、私は心理学をかじっている人間。そして、ベッキーがしゃべっている部分は、心理学の知のエッセンスとかなり重なっていたからだ。でも、誤解のないように。「頭で知っていることと、真に理解しているということは違う」。危ない、危ない、私ったら危うく罠に陥りそうだった。理論を知っているだけなら、なにもわざわざ娘を抱っこし、14時間も飛行機に乗って、クソ暑いテキサスなんか来ないで日本で本を読んでいたらいいのだもの。しかし、こういう落とし穴って私だけに限らず、 情報社会に住んでいる全ての人に当てはまるかもしれない。知識が膨大にあるがゆえに、それがかえって邪魔をする・・・・子どもたちが、みな涼しい顔で馬に揺られているのを見ながら そんなことをボーっと一人で考える。母親が子どもたちのように、固定概念を解き放ち、曇りのない心で物事を見ることができたら・・・・・もっともっとみずみずしい感覚で、子どもとも関われるかもしれない。できるかどうかはわからないけれど、自分の中にある知識を 「捨てよう、捨てよう」 あらゆる感覚を開いて馬と交流したい!!そんな気持ちで、毎回のセッションに臨んだ。うまくそれができたかは自信がないが、それでも馬に振り落とされず、最後のセッションでは馬となんとなく一体になって調和できたことは、私の中で確信のような確かな手ごたえと自信を与えてくれた。講師のベッキーに、あなたは出す準備ができている人ですと言ってもらえた。だけど、何にそのエネルギーを役立てるかが、私のこれからの課題である。しかしこのようなことは、本からの知識では決して得られない生の体験だ。

馬、子どもとナチュラル馬術はパラレルに交差している。馬の関わり方は、子どもに対しての姿勢と同じで、自分の姿勢が鏡のように投影されてくる。 ある意味、恐い。自分が丸裸にされてしまうのだから・・・。でも安心して。人に言われると腹がたつようなことも、お馬さんのいうことには なぜか素直に耳を傾けられる(他のママたちも皆同じことを言っていた)。それは、きっと馬が「良いとか、悪い」とかのジャッジをしないで物事を見ているからだ思う。

素敵でキュートなお馬さんたち、そして、この素晴らしいナチュラル馬術のメソッドを産み出してくれた、マミー、ベッキーに心から感謝したい。本当に素敵な体験をありがとう!! たくさんのママたちと、この素敵な体験を分かち合うことができますように。

追伸: お馬さんからのメッセージを大切に抱えて、今日も日本で奮闘しています。 さて、私はいったいこの先どこに進んでいくのだろう・・・

【これからナチュラル馬術を受ける人へのメッセージ】
ナチュラル馬術は体験が全てだと思います。馬の体温、馬の表情、自分の感覚、そこにある全てを、 ありのままに受け止めるようなイメージで(なかなか難しいけど)集中して体験してみてください。 ポジティブなこともネガティブなことも、馬からのメッセージが届きます。きっと、あなたにとって大切な気づきが得られ、 お子さんとの関わりにも役立つことでしょう

後田真理

ブログ: 明るい早期教育って?チルドレン大学のススメ
TEXASツアー体験レポート: http://children.buzzlog.jp/e96039.html



マミーが主催するセミナーのことだから、必ず深い学びがあるはず! と迷うことなく受講いたしましたが、思ったとおりの深い経験となりました。 初日は馬に舐められて、全然いうことを聞いてくれませんでした。「馬にお願い聞いて〜なんて姿勢ではいうことは聞かないわよ。 馬がついてくるものと思って前に導くのよ。」 と、まるで私の心を見透かしたようなことを指摘されました。それから気持ちを入れ替えて挑戦! しかし、意外と繊細な馬に、何処まで強く命令していけばいいのか? という加減がわからなかったり、馬が命令を聞いてくれていても、その動作を見落として必要以上に長く命令して、馬に嫌がられたりと 、理屈は理解しても、それを体現することはなかなか大変でした。 これって子育てや人間関係と全く一緒だなぁと、散々の結果ながらも、この日ですっかりセミナーの魅力にはまってしまいました。

セミナー二回目では気持ちも新たに、まずは馬とベッキーの動きをしっかりと観察し、イメージで捕らえることを意識しました。 今回は馬とのダンスというタイトルのごとく、前回よりもやることは難しくなっていましたが、馬に私と楽しんでもらえる為にも(しっかりとリードしよう!) という気持ちが上手く行動できたためか、前回よりもずっと馬達は言うことを聞いてくれました。 馬は他の動物から狙われる臆病な存在なので、いつもリーダーを求めている。 同じように、生まれて間もない子供は、世界に対して不安が一杯、それを導いてあげる必要があるということが、心から腑に落ちた体験でした。

馬のように、子供も非言語のメッセージがたくさんあること、 そのメッセージに気づくことの大切さを今回のセミナーで学べました。そして、それはこれからの私の学びのテーマともなりました。 自分の子供ばかりではなく、かかわりがある子供達ともっと真剣にふれあいをもって、彼等のメッセージにきづくこと。 そして私も、社会の親の一人という自覚をもって生きていきたいなと思いました。